お食い初めのお料理について
2022年6月1日
お食い初めの歴史は古く、
平安時代の宮中で行われた真魚始が起源とされています。
こどもの順調な乳離れ(自立)と成長を祈り、
一生食べ物に困らないようにとの願いを込めています。
現在では生後三か月前後を見計らい、
料理店や家庭でお祝いをするのが通例となっています。
当店では古式にのっとり、
尾頭付きの鯛・はまぐりの吸い物・赤飯・梅干しを組み入れた御膳を
ご提供いたしております。
歯固めの小石は、
本来は氏神様の境内より拾ってきたものに子どもの名前を書き、
お食い初めの儀式の後に拾ってきた氏神様に納めます。
そのような理由から当店では小石はご用意しておりません。
食べさせる順番は諸説あり、
正解はありませんが一般的な順番は以下の通りです。
(1)赤飯 (2)お吸い物 (3)鯛 (4)煮物 (5)梅干し
(6)焼物 (7)赤飯 (8)お吸い物
6番の焼物は当店では玉子焼きをお出ししております。
以上のように食べるまねをさせて、儀式を終えます。